8.参加者代表3人による「聖書朗読に応える祈り」:
1)主よ、「学び合いの会」の合宿が開催でき、参加できたことを感謝します。主よ、現在あなたの創られた教会は若者、 30 代、 40 代、 50 代の青年や壮年、特に男性がほとんど参加していません。生活や社会の問題などで行きたくても行けない、あるいはいかなければと思う気持ちと行きたくない気持ちなどでいろんな問題を抱え教会から遠ざかっています。主よ、このような人々の叫びを聞きいれいろんな誘惑を乗り越える力、聖霊を与えてください。私たちは聖霊の息吹を待ち望んでいます。
主よ、私に出来ることは何でしょうか。渡地の口、耳、手、足何でもお使いください。私は何をしたらどうしたらよいのかわかりません。私をどうぞご自由にお使い下さい。しかし私の周りにはいろいろなかたち方法で誘惑にまみれています。これから先のことより、いまの何をしなければならないのかどんな小さなことからでも、七かを始める勇気をお与え下さい。
2)モーセはイスラエルの民一人一人に神によって与えられた地(カナン)での実りの初物を主に備えることを勧めますがエジプトで虐げられていたイスラエル人が主に助けを求めるのは「わたしたちが」と複数形で記されています。すなわち、主に願うのは「共同体」です。すると、神は「わたしたち」の声を聞き、エジプトからの脱出を導きます。そのリーダーはモーゼです。みなの不平、不満に耐えて、カナンに導いたモーセとは、現代の私たち一人一人ではないでしょうか」
キリストへの問い。「主よ、神の民は悩んでいます。苦しんでいます。キリストは私たちに教えられました。「神を愛し、自分を愛するように他人をあいしなさい」と。しかし、このメッセージをこの世界で人々に理解してもらうために集められた教会では、排斥されたり、差別されたり、誤解されたり、涙を流している人がいます。主において、信仰するものの心が一つになる方法をしまして下さい。
3)学び合いの冒頭で森司教はこう言われた。「あなたたちが招かれたのは、あなたたちの個人的な悩みを解決するためではない。また、あなたの信仰を深めるためでもない」このことは私たちの目的を明確にしましています。この招きにどう応えたらよいのか耳を澄ましていたいと思います。
ここにおられる素晴らしい方々と連帯できたことは大きな恵みです。今日のパウロの手紙の中で「み言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある」というのは大きな慰めです。また「・・・他人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです」という言葉は大きな励ましです。この言葉に励まされて派遣されていこうと思います。