2010 年度 第 4 回「学び合いの会」 例会 記録    
12 月 18 日 ( 土 )13 : 30 〜 真生会館
 

     出席者: 20 人

 


―「教会への私の希望」(ヘーリンク)を読みながら、

教会が真のキリスト教共同体となる道を探る−

第 3 回 :  第 13 章 危機の時代のキリスト教倫理

 

 

(1) 発題<別紙レジュメ添付>

   追加コメント

          ○ 倫理神学は、明らかに大きく変わってきた。→倫理と霊性、倫理と聖書 の乖離
                ○ 制度について神学者の発言が少ない。
              発言神学者への弾圧(キュング、コンガール・・・)、彼らが教会を支えていると感じる。
 
            関連文献紹介
           「ドイツにおけるカトリック教会の現状」 ウエルナー・ベッケンフェルデ( 神学ダイジェスト 88 号

 

(2) グループ分かち合い

 

(3) 全体会(グループ発表) (略)

 

(4) マシア師コメント

         ○ 第 2 バチカン公会議は 200 年、 300 年前に開かれるべきであった。

           しかも今は大きな「巻き返し」が起きている。

           その手法: ・・・第 2 バチカン文書を引用しつつ、実はそれを否定する内容の文書。

                         ・・・多数の具体的な教令を出すことで、なし崩しに方向転換。

         現在の「危機」は、宗教改革に比肩するという人もいる。

           上記ベッケンフェルデの表題、「ドイツにおける…」は、「世界における・・・」とも言える。

         ○ 「離婚・再婚者の聖体拝領」・・・救済の道はある。

           「拒否せよ」と教会は言っていない。司祭は勉強不足。

         教会法 < 倫理神学 < 司牧   の優先順位を間違えてはいけない。

         ○ 教会は絶えず「剪定(クリティック)」を必要とする。

            また、「根(ミスティック)」が無ければ、内向きのままで活性化しない。

            クリティック、ミスティックの両方必要。

        

(5) 質疑 

(文責:記録担当者)